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第156回直木賞 恩田陸さん 蜜蜂と遠雷 [STR通信 2017/01/24]

投稿日:2017/01/24

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こんにちは、STRコミュニケーション協会の森松です。

 

先週19日に、第156回芥川賞・直木賞の選考会がおこなわれ、
芥川賞に山下澄人さんの「しんせかい」(新潮七月号)、
直木賞に恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」(幻冬舎刊)が決まりました。

 

受賞作「蜜蜂と遠雷」は、ピアノコンクールを舞台にした長編小説。
家にピアノがないのに圧倒的な演奏を披露する天才少年や、母の死以来、長らくピアノが弾けなかった20歳の女性ら4人を中心にした群像劇です。
浅田次郎選考委員は「音楽、才能というものに独自の言葉で迫った。一気に読める小説」と評価しました。

 

2005年の初ノミネート以来、候補6度目での受賞となり、記者会見で恩田さんは
「長い時間をかけて書いたこの作品で受賞できて、本当に良かった」と喜びをかみしめました。
「蜜蜂と遠雷」は構想から12年、取材11年、執筆7年という渾身の作品です。

 

今日はその、恩田陸さんのSTRスコアを見てみたいと思います。

 

そして、前回宿題にしてた
「目標達成に、くじけそうになった時、どうやって回復するか」
をお伝えしたいと思います。

 

恩田 陸さん 1964年10月25日 生まれ

https://str-org.net/gift/c2uWMWNJhtDZsvYYq

 

【宿命:夢】(生き方。人生のシナリオ)
鋭い感性とデリケートで傷つきやすい神経を持ったロマンティストです。孤独を愛する反面、寂しがり屋。表現や伝達が無形の物になりやすい為、空想の世界に思考が駆け巡る。自分の考えや主張を伝える能力に優れ、ユニークな発想を持っている。

 

【心:○3火】(本質。家族や恋人から見た人柄)
おっとりした雰囲気の中に、甘えた気の弱いイメージを抱かせる女性。表面的には穏やかで、浮いてしまう事を恐れていますが、本当は好き嫌いもはっきりしている感情的なタイプです。見かけのもろさからは想像できない辛抱強さ、根性を秘めています。本人は気づいていないかもしれませんが、実は理想が高いエリート指向を持っています。

 

【頭:○2】(考え方。仕事の時の様子)
実績、実力をつけ、自分の存在感を大切にする。物と人を見る目はシビアで、究極のブランドを見つけ、何でもこだわり、経験を積み重ねて行く精神性がある。

 

【適応値:H32】(ストレスの受けやすさ)
常識や社会の規範の中では少々適応値が高すぎます。上下関係においては、自分より数値の低い人にストレスを与え、意思が思うように伝わらず、仕事でぎくしゃくしてはかどらない事もあります。

 

・・・・・

 

恩田さんは、仙台市出身。早稲田大学卒。
生命保険会社で働いていたが、過労で入院。そのとき酒見賢一『後宮小説』を読みショックを受けて作家活動を始める。

 

1992年「六番目の小夜子」で作家デビュー。第3回日本ファンタジーノベル大賞最終候補作となる。
しばらくは不動産会社で働きつつ、修行期間として多くの作品を書いていく。
1997年から専業作家に。

 

2005年「夜のピクニック」で吉川英治文学新人賞と本屋大賞を受賞。
2007年に「中庭の出来事」で山本周五郎賞。

 

どこか懐かしさを感じる情景を描くのが上手く”ノスタルジアの魔術師”と呼ばれる。
ジャンルの枠にとらわれず、SF、推理小説、ファンタジーと幅広く執筆しています。

 

彼女の作品に登場する人物は、若い世代が多く、中年が主人公の物語だとしても、学生時代の記憶を描くものが多いです。
心「◯3」は、大学生のような若々しい精神を持った人で、自然と新しい情報を追い求めます。
また、周囲の人を巻き込み、リーダーとして振る舞うようなところもあり、群像劇で人物を書き分けるのが上手いの、もうなずけます。

 

仕事の仕方である頭「◯2」は、経験重視です。
実体験や緻密な取材を重ねて、身についた知識から文章を紡いでいきます。
審美眼も兼ね備えているタイプですので、本物や歴史があるものに触れるのを好みます。

 

ジャンルの豊富さについては、宿命「夢」が出ているでしょう。
空想力や発想力に優れていて、優れた感性で、ものごとを捉えます。
たまに”悪夢”になってしまうと、本来のパワーが発揮されなくなるので注意が必要です。

 

適応値も「H32」とパワフルなため、色々な仕事を掛け持ちでこなしていくことが可能です。

 

高校までピアノに親しみ、早稲田大学ではビッグバンドのハイソサエティー・オーケストラに所属してアルト・サックスを演奏した作者。

 

「演奏シーンは最初から最後まで苦しみました。特に、一次、二次とコンクールの予選が進むにつれて、一度使った表現はもう使えませんから、どんどんバリエーションが少なくなってきて、三次の辺りがいちばんつらかった。もう本選は書かなくていいんじゃないかと泣き言を言ったら、担当編集者に怒られてしまいました(笑)。大変だったけど、演奏者の内面を描くのは小説でしかできないから、意外に小説と音楽は親和性があるな、とも思いましたね」

 

と、魅力的な4人の演奏者を描き分けるのに苦心したようです。

 

このように辛い時、くじけそうになった時にどうやったら元に戻るかですが

 

◯タイプは、周りの人に愚痴をこぼして、慰めてもらうのが良いでしょう。
厳しいことを言ってくる友達ではなく、すべてを受け止めてくれる母親のような存在に、安心感をもらうと、もとに戻りやすいです。

 

□タイプは、自己解決できる時間をたっぷりとり、原因と結果の再検討をして、問題点がはっきりすると再チャレンジしたくなります。
また、同じレベルにいる競争相手をみつけておくと、負けん気がでてくるでしょう。

 

△タイプは、落ち込んでいる感情を楽しくするように、そのとき興味があることに手当たり次第、首を突っ込んでみましょう。
ポジティブな感情に戻ってきたら、自然と辛かったことを忘れ、新たな気持で対象と向き合うことができます。

 

「蜜蜂と遠雷」では、「△」みたいな天才的なプレーヤーが多いですが、ひとりだけ高島明石という苦労人がいます。
年齢制限ぎりぎりで後がない彼、本を読み進めていくと、どうしてもシンパシーを感じてしまいます。
登場人物のSTRタイプを思い浮かべながら小説を読むのも楽しいですね。

 

作品中の各演奏者プレイリストもありますので、まだ読んでいない方はご参考に。
http://www.gentosha.jp/articles/-/6896

 

それではまた来週。

 

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